マルクスとフロイトと有吉さんを繋ぐもの

お疲れ様です。

内面的な悩みの解決についての連載の一部です。他の記事はこちらです。

http://kimaman.info/zinnseisoudannrennsaimatome/

今日はカールマルクスという歴史的な思想家の過ちとモチベーション維持と有吉さんの成功の共通点といった話です。

前回の記事では
「意識高い系」という言葉がこの時代を象徴しているという話をしました。
まあ自分でいうのも難ですが
最近ではかなり面白い記事になっていると思うので
読んでいない人は読んでみてくださいね。

ざっくり内容をいえば
「意識高い系」という言葉は
高度経済成長の時代から日本というか世界が正解としてきた
「物質的な豊かさ」という目標が
ほんとうに目標に値するのかという疑問からきている。

別の言い方をすれば
「目標を目指すための手段(成功法、仕事論)よりも
目標それ自体がほんとうにただしいのか。
そういう哲学的な問いがより大きくなっている」
ということでもあります。

つまり盲目的に目指せるwhatがあった時代が終わり、
whatに対してwhyが要求される時代になった。
そういう「理由」がなければ目標にそもそも納得できない時代になった。
それは働き方に関しても
生き方に関してもです。

「意識高い系」という言葉は
ろくにその目標がほんとうに価値のあるものなのか考えもせず
人脈づくりや学生団体の立ち上げ
そんなそれらしい行動に飛びつくところからきている。

そういう浅はかさが非難されているのは
この時代が物質的な豊かさという絶対的な目標を失っているからという話です。

草食系男子の出現もその
「前提として最初から正当性が保証された目標への疑問」
という現象としてとらえられますね。

常日頃死ぬ前に後悔しない人生をつくるために必要だといっている五つの自由力のうち
自分の素質や経験を知った上で生き方を考える技術=内観的自由力
必要性がより高まっているということが
「意識高い系」という言葉が流行っていることからわかるわけです。

で今日は題名通り
カール=マルクスという偉大な思想家についてとりあげます。

今日の一曲はこの文章のテーマ「協力」にも関連が深い四人のバンド全員で歌っている一曲です。
こういう曲を聴いてから一人しか歌っていないコーラスも入っていないような曲を聴くとやはり物足りなく感じますね。

マルクスの思想はレーニンやソ連に
暴力的な支配を正当化するために利用されたという悲しい歴史を持ちますが、
その思想を生み出した彼自身にも
悲しい歴史がありました。

そしてマルクスの人生の歴史というのは
誰でもたどってしまえる危険性がある。
誰でもそうやって人生を台無しにしてしまうことができる。
今日はそういう危険がどこからきているのかということについての話をします。

そしてそれが
「公力効果」
という言葉にもつながってきます。
マルクスの悲劇が根ざすところと
公力効果が根ざすところは同じです。

マルクスという男の思想と歴史

まずマルクスについて簡単に説明を。
カール=マルクスは今日の共産主義の元となる思想を創った人です。
彼の思想とは簡単にいえば
「労働者はほっとけば搾取される運命にある。
だからその搾取をなくすために(労働者の苦境を避けるために)
資本を社会全体の共有財産と考えて
階級それ自体をなくそう!」
という思想ですね。

でそれが結果的に
「社会全体の資産を一括でコントロールする大きな政府の支配」
を正当化することに利用されて
結局のところロシア革命やソ連の崩壊を経て資本主義の世の中になることで
その思想が間違っていたことが証明された。
とされているわけですが(そこらへんの思想の是非については割愛です。)

彼は最初からそういう
「階級とかまじでいらない」
という思想を持っていたわけではありません。

「労働者は搾取されているんだ。
それを止めなくてはいけないんだ。」
という使命感を持っていたわけではありません。

彼がそういう思想を持つようになったのには
彼自身の切ない歴史があるんです。
ここで彼がまだ思想家を志していなかった時代の一つのエピソードを紹介します。

彼は若いころ
一人の新聞記者でした。

当時の新聞記者といえば
ほんとうにスズメの涙ほどのお給料しかもらえません。
一人で食っていくのにも最低限という程度です。
それに加えて彼には妻子がいたらしいのです。

当たり前のようにやっていけるわけがありません。
彼は何度も何度も
少しでもいいから給料を上げてくれないか
そう上司に掛け合ったといいます。
でも上司は応じませんでした。

結果どうなったか。

彼は結局妻も子供も捨てて
記者もやめて
一生をかけて

「共産主義思想」
という
労働者が搾取されていることへの怒りと
それを止めるための思想の追求に没頭しました。

そしてそうやって彼が自らが労働者であったときの思想と
妻子を捨てたことへの悲しみを原動力に作った思想は、
皮肉ながら
のちの多くの指導者によって
逆に労働者を迫害するための理論として使われることになります。

最初このエピソードを知った時、
それはもうほんとに涙が出そうになりましたね。
今この文章を書きながらも
胸が締め付けられる思いです。
こんなに切ないことってそうそうないですよね。

でこのエピソードを紹介することで
何が言いたいか。

ここで彼がなぜ一生をかけて一つの思想を追求することになったのか
それを考えてみましょう。

それは新聞記者時代に
上司に虐げられた怒りからでしょうか?
それともそのせいで
妻子と別れなければならなかった痛みでしょうか?

どっちも確かに
マルクスが思想追求に一生をかける原因にはなったでしょうけど
一番大きな原因ではなかったと思うんです。

じゃあ一番大きな原因はなんだったか。
それは
「マルクスがとくに誰とも話さずに
一人で本や色々を読みながら
一人で思想を追求していたこと。
だと思うんですね。

逆にいえばもしマルクスの周りに
たくさん一緒に思想を追求する人間がいて
一緒に討論しながら思想を組み立てていたら
今日の共産主義思想は違ったものになっていたでしょう。

彼の孤独が
一つが頂点に立って社会を管理するという思想を生んだと言うこともできますね。

公力効果とマルクスとフロイトの至言

話は飛ぶのですが、
あなたは公力効果という言葉をご存知ですか?

公力効果というのは
その名が指すように「公」の「力」の効果で
他人の目を利用して物事をはかどらせたり
そういう効果のことをいいます。

でこれが役に立つ場面というのが
主にモチベ管理に置いてですね。

モチベ管理というのは普通孤独な作業になりがちですが、
それをみんなで目指すことによって
よし自分も頑張ろうという感じで
一人でそれをやるよりよほど簡単に管理することができます。

たとえば僕も大学受験が迫った18のときには、
毎日受験仲間と朝何時までに学校の最寄り駅に集合というふうに決めて
それに遅れたらおごりという決め事をつくることで
強制的に朝勉強する時間を捻出したりしていました。
懐かしい思い出です。
(ただ僕は大きな目標を人に話すのは逆にモチベ管理に支障が出ると思っているのであくまで人にいうことを勧めるのは小さな行動目標だけに過ぎませんが)

でこのこととマルクスの思想追求の切ないエピソードに共通するところは
「何事も双方的に人の意見を取りいれてやっていたほうが
クオリティの高いものになりやすい」
ということです。

しかもそうやって人と協力してやっていたほうが
何倍も効率がいいんですね結局。

ビートルズの一人一人は確かに才能がありましたが
彼らがなぜ世界中を虜にするくらいの音楽がつくれたかといえば
ジョンレノンとポールマッカートニーという稀な才能が
一つバンドに結集したからでしょう。

もちろん人生の悩みも
一人で抱え込むよりは人にいって解決したほうがいいです。

フロイトという心理学者の言葉で
「孤独の中に持ち込んだものだけが成長する」
という言葉があります。
ほんとうにそうだと思うんですね。

悩みこそ人に言った方がいいんです。

そしてフロイトの言葉が事実ならば
自分がほんとうにやりたいこと、大きな理想については
あまり人に言わない方がいいのかもしれません。
もしそれを成長させたいならばです。

有吉さんも芸能人になりたいなんて
周りの誰にも言わなかったそうですね。
もちろんもし言っていたら
「そんなことできるわけないじゃん」
と攻撃されていたでしょう。

人生相談コミュニティでつくりたいのは
言ってみれば
「もう一つの家族」
みたいなものです。

人間じぶんの周りにいる人のことは
本気でなかなか応援できないものですよね。
本気で応援できる人なんて結局のところ家族含めて
五人から十人といったところではないでしょうか。
全員のことを心から応援できる人なんて
ほんとにごく一部の聖人だけです。
少なくとも僕はそんな人間じゃありません。笑

ただじぶんがあまりつながりのない人であれば
きっと周りの人より応援するのはたやすい気がします。

もう一つの家族というくらいの存在になれるくらいに
ぶっちゃけられること。
そして馴れ合いではなく
お互いお互いのことを知らないからこそ
バシッと言えることは言えること。

そんなコミュニティができれば
独善的な宗教になることもなく、
今まで一人で抱え込んでいた
生き方や人生についての孤独。
そういうものがスーッと消えいていくような
そんな感覚をメンバー全員が持てるのではないかと。
そんな場が作れたら最高だと思うんです。

そんな心の休まりと叱咤激励を両立できるコミュニティを
僕らで創っていこうと。
そんな言葉で今回は締めます。

PS.フォークロックというジャンル

今日紹介する曲は
mumford &sonsでI will waitです。
https://www.youtube.com/watch?v=rGKfrgqWcv0

彼らは全員歌えるんですね。
ただ歌が上手いというだけではなくて全員ハモれるわけです。

そしてロックなんですけど歌っていることは宗教性に彩られている。
そんなバンドです。

ロックは基本的に
「神なんて」
「僕らが自分でやるんだ」
という曲が多いですが、
それは悪い言い方をすると傲慢な態度と言えるかもしれません。

僕らはともすると一人であると思いがちですが、
そもそも食べているものも見ている景色も
誰かが作ってくれたものに他なりません。

別に理由なくそういうものに感謝しようと言っているわけではありませんが、
そういうものへの感謝を忘れてしまうと
だんだんないものねだりが進んで苦しくなってきますし、
感謝が感じられない傲慢な人を応援しようという気にはならないでしょう。

僕自身そういう謙虚な態度を忘れがちなので
宗教性のある曲を聴いたりして
自分の態度を整えていることがよくあります。

結局一人なんだという態度で人と協力しないと
死ぬまで大したことはできません。
たとえばジョブズはとても自信家に見えますが、
彼はインタビューの中で一人では何もできないという趣旨の発言をしていますし
ビジネスで世界を変えていくということをビートルズにたとえています。

https://www.youtube.com/watch?v=IDPk3SHTuCM

ということで協力の底には
「自分なんて大したことはできない」
という謙虚さがあること。
それを忘れるとどんどん苦しくなっていくこと。
僕自身の体験談として言わせてもらいます。笑

最後までお読みいただき感謝します。

 

「PC一台自分のビジネスを持って1日2〜3時間労働で一生食うに困らない力」
をあくまで「経済的自由力」という自由力の一つとして自由の側面に位置付け
それを含む五つの自由力
内観的自由力
→自分の向き不向き好き嫌い経験を知って自分だからできることを知って人生の方向性を決める技術
内面的自由力
→感情と思考をコントロールしてモチベーションを維持する技術
行動的自由力
→時間管理、行動自律、方法決定など目標に向けて行動を最適化する技術
情報的自由力
→必要な情報をインプットしセルフイメージをつくり、独自のアウトプットをして価値を生み出す力
経済的自由力
→ビジネスの知識としての一生食っていくのに困らない力
の五つを進化させて
自分だからできる度合いを向上させることで
自由なんかはあくまで通過点に置き死ぬ前に後悔しないような充実した人生を創ることを目指す。
そして最初からそこを目指すことが結局自由への近道でもある。
そんな理念で人生をより面白くする無料メルマガコミュニティ「School Of Free Life」を運営しています。
まず初めとしてPC一台で一生食うに困らない力=経済的自由力をつけるべく10万字(本一冊)程度の講座を共有中。
死ぬ前に後悔しない人生を創ることへのきっかけになれば幸いです。

School of Free Life

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