自己啓発では変われない五つの訳

自己啓発書というカテゴリーがあります。
今日はそのカテゴリーの本にありがちな罠について変わる技術についての連載の一貫として
少し気をつけた方がいいという点について話していきます。
 
その名の通り自分を啓発する、変えるためのカテゴリーですが、
その内容を読むだけではその場限りの自己満足に浸ることができるだけで
全くもって未来を変えることはできません。これは僕自身15で軽いうつ病になって全ての自信を失ったときに経験したことです。
 
でもだからといって自己啓発で言っていることがどうでもいいことだとかでたらめだとかそういうことではないんですね。
ただその内容の使い方を考えることなく読んでいてもただ知識が右から左に抜けていくだけの話だということです。
 
変わる技術について考える前に
まずは自己啓発がなぜ人を変えられないか。
言い換えればなぜ人が変われないかという話をしていきます。
 
変わるためには今までなぜ変われなかったかということを知ることこそが近道だからです。
その原因を突き止めなければまた同じ失敗を繰り返すだけです。
 
しょっぱなからかなり毒を吐くような内容になりますがご容赦を。笑
 
 

1、当たり前のことしか言っていない

僕がもっとも好きじゃない類のアドバイスの一つに
「自分を信じよう」
というものがあります。

確かにそうです。
自分を信じられたら大抵のことはなし遂げられます。
大抵のことは信じて続けていれば成るというのも事実だと思います。

しかしこの類のアドバイスについて強く思うのは
「信じろと言われて信じられるなら最初から信じている」
ということです。
自分を愛そうだとかそういうことも同じです。
そもそも言われてすぐできるくらいなら
自分が自分のことを受け入れられないことを悩んだりしません。
過去は過去、未来を見ようというのもそうです。
昔の僕のように過去あったつらいことばかり考えてしまうというのは
多くの場合本人にとってどうしようもないことです。
思考が暴走してしまうんです。
心がけだけで暗い過去のことを考えて明るい未来のことを考えられたなら
別に悩んではいません。
そんな状況にあるときに「思考は現実化する」という言葉だけ与えられても
どうしようもできません。
 
暗い思考を心がけだけでは克服できない状況にあるのに
それが現実化すると言われたところで
ますます「この思考が現実化していくのか‥」と暗い気持ちになるだけでしょう。
例をあげればきりがありませんが
大抵の自己啓発はこの手の
「当たり前のことをそれらしく言う」
という内容で終わります。
それは別の言い方をすれば
「できない人に向かってできることが大切だよ」と言っているに過ぎません。
別にそういう自己啓発書が全く人様の役に立っていないとは言いません。
たとえば当たり前のことであっても後ろ向きな気分のときに
「自分を信じよう」
という建設的な文章を読めば
それで「よし!」と一時的に思う人はたくさんいるでしょう。(僕自身はさっきも言ったようにその類のアドバイスには神経を逆なでされる感覚を持ちますが。笑)
そしてもっといえば一回「前向きに生きよう」という言葉をもらったら
前向きに明るく生きられる人もいるのかもしれません。
僕はそういう才能こそが幸せに生きるために根本的な才能であると思いますが
あいにく僕にはこういう才能がある時期から全くもってなくなってしまいました。
 
だからうつ病になるはめになったし
自分を変えて前向きに生きるにはどうすればいいかということを
心がけをはじめとした精神論を除外して考えることを強いられてきました。
僕は人生を変える本として自己啓発のどこが足りていないのかをここで考えています。それはこの連載一つで
昔の僕のように心がけだけでは人生が全く変えられず失望しているような人の人生を変えたいと思っているからです。
それを考えた時、
当たり前の前向きな話だけで一時的に人の気分を高揚させるというだけでは
明らかに足りません。

この当たり前のことしかいっていないというのは多くの自己啓発本が持っている欠点の一つと言えるでしょう。

2、行動レベルに◯◯◯かどうか

世の中の新書を見渡す限り1の当たり前のことを当たり前に言う。
ということで終わっているものがほとんどなように思えますが、
その点をクリアしていたとしても次に
「行動レベルに具体的な解決策を提示できていない」というものがあります。

 

たとえば僕が自己啓発で読んで以来ほおと思っていろんな手段を使ってインストールするように心がけている考え方の一つに「人はひとつの物事の達成という結果を志したときより
何かを向上させる成長欲求に焦点が当たっているときほうが
やる気がでるし何かをするのも楽しい」というものがあります。この考え方自体は当たり前ではないと思いますし
僕自身へえと思ったものではあるのですが
「じゃあ具体的にどうやって成長に焦点を当てるの?」
ということについて行動レベルに具体的に語られているものは僕が知る限りあまりありません。
 
その場合本に書いてあることがいかに斬新で自分が身につけられれば人生が変わるものであっても
その本を読んだあとに各々が具体的にどうするかということを考えない限り
結局その場限り抽象的な自己満足で終わってしまいます。
 
その日から実践できる行動レベルに提示できる解決策があるのかということ。
それがなければ
「なるほどこういう風に考えればいいんだな」
「こんな心持ちでやればいいんだな」
そんな風にその場だけ思うだけです。とてもではないですが人生も自分も変えることができません。
 

3、提示する解決策が簡単に◯◯ものであるかどうか

行動レベルに具体的な解決策を述べられている本であってもほとんどの本はその人の人生を変える本にはなりえません。なぜかとえばけっきょくのところその本で述べられている行動を多くの人が続けられずに終わるからです。

 
結局、その場限りの行動が人生を変えることがないのは事実だと思います。
続いている行動を習慣と呼んでそれをいかに作るかということについて語っている本もたくさんあります。
だいたい21日続けばその行動は習慣になる。
その二十一日をいくつかのフェーズに分けて
その時々でどんな壁を越えれば物事が習慣になるのかという習慣化のための本も存在しています。
でも習慣化のことを勉強しても何をしてもなかなか物事は続きません。
これは僕自身の経験から言えることです。
僕はほんとうに何事も三日坊主にする才能に溢れた人間ですから、笑 
今まで数えきれない覚悟や決意を三日坊主で終わらせてきました。
なぜならそんな風に習慣化について勉強し習慣化にいかに上達したところで
行動が習慣化するまで自分の強制力は自分の意志だけだからです。
僕は精神論では基本的に人生は変わらないと考えています。
意志や決意や覚悟で物事を続けることができ
その先で何かを変えることができるのは
最初から続ける才能があった人だけです。
そんな才能に頼るような方法論に再現性もひったくれもありません。
 
人の意志や覚悟なんてたかがしているんです。
そもそもそれらが強くなるなんてことがあるのかどうかについても僕は懐疑的です。
何かを続けようと思ったら
できる限り意志や覚悟に頼らない仕組みをつくることが一番の近道です。
意志や覚悟を使ったら負けくらいでいい。それが僕の考える長期的な本気像です。
がむしゃらにやって長く続くことなんてありません。
 

4、提示する解決策に◯◯◯◯があるかどうか

これは本の問題というより知識がたくさんある人が陥りがちなことかもしれません。
「人生をいかに変えるか」という抽象的な目標には
たくさんの解決策があります。
 
自己啓発でよく言われることで「一点に集中しろ」ということがありますが、
これは人生をいかに変えるかということを目標にしたときにも同じことです。
あっちで言っている「過去は過去と割り切る思考を見につける」ということも
こっちで言っている「人は人と割り切る」という思考も身につけるということも
という風になんでもかんでも身につけようというスタンスでやっていると
結局のところなにも変えることはできません。
 
人間の考え方はそれまでその人が生きてきた人生でしてきた思考の集積です。
そんな簡単に変えることはできませんし、
人生が進めば進むほどそれを変えるのは難しくなります。
より多くのものが積み重なってどんどん強固になっていくわけなので。
 
まずなにを変えるのか、
自分のどんなところを変えるのか、
優先順位をつけずして変化もひったくれもありません。
 
この連載ではまず変えるべきものとして「セルフイメージ(とコンフォートゾーン)」をあげ
さらにそういう簡単には変わらない考え方を変えていくために、
心がけというその度ことに自分の意志を使って統制する手段をとらず、
また書いたり言ったり読んだりという結局のところ能動的に自分が動かなくては持続させることができない行動を使うよりも(自己暗示などがそれにあたります。)、
一度再生ボタンを押して
イヤホンから流せば自動的に自分に作用する音声や音楽を最重要視して解決策を考えていきます。
 

5、価格ゆえに触れられる◯◯に限界がある

 
先ほども言ったようにマインドというのは
それまでしてきた思考が積み重なったものである限り
それを変えたければ
何度も何度も望ましいマインドを自分に植え付けるようなものに触れなければいけません。
 
そして自己啓発書も一度読まれるとなんらかの衝撃を与えがちな文学と違って
何度も触れられなければ効果が発揮できない情報のうちの一つに入るのでしょうが、
業界を見渡すと自己啓発書というのは薄っぺらい内容をダラダラと述べて
二千円近いというものばかりです。
 
 
というのはビジネス書の類、特に自己啓発の分野というのは
それを読む人がかなり限られているがゆえに
それを売る戦略としては狭く深くということにならざるをえない部分があるからです。
 
ビジネス書の類で何百万部売れる本というのはほんとうにごくわずかです。
少ししか売れないなら高単価戦略をとるしか大きな利益を得る道はないという業界の事情も
ここでは少なからず関係してきているでしょう。
 
何度も読んで繰り返し刷り込まなければ意味がない抽象的なマインド論が多い自己啓発書よりも
一回読んで残るものがある小説の方が
圧倒的に読む人が多いので低価格で出すことができるという事態が起こっていたりします。
 
それでは実際に理論編に入っていきます。
僕はおそらく流し読みも含めると100冊以上の自己啓発本を読んできましたが
その集大成として人生を変えるために知らなくてはいけないことだけ最低限書きました。
それぞれの理論について詳しく知りたい人のために推薦図書も載せていくつもりなので
もしこの理論編で物足りない場合読んでみるのも手だと思いますが、
結局のところ優先順位がつけられずすべて行動レベルに落とし込めもせず浅くなるのが一番避けるべきことだと考えられるので
これから話すことの中でわかりにくいところだけ最小限他で少し掘り下げるという態度がいいように思います。
枝葉末節にのめり込みすぎると全体としての効率は悪くなりがちです。
 
では次回からの理論編にご期待を。
最後までお読みいただき感謝します。

「PC一台自分のビジネスを持って1日2〜3時間労働で一生食うに困らない力」
をあくまで「経済的自由力」という自由力の一つとして自由の側面に位置付け
それを含む五つの自由力
内観的自由力
→自分の向き不向き好き嫌い経験を知って自分だからできることを知って人生の方向性を決める技術
内面的自由力
→感情と思考をコントロールしてモチベーションを維持する技術
行動的自由力
→時間管理、行動自律、方法決定など目標に向けて行動を最適化する技術
情報的自由力
→必要な情報をインプットしセルフイメージをつくり、独自のアウトプットをして価値を生み出す力
経済的自由力
→ビジネスの知識としての一生食っていくのに困らない力
の五つを進化させて
自分だからできる度合いを向上させることで
自由なんかはあくまで通過点に置き死ぬ前に後悔しないような充実した人生を創ることを目指す。
そして最初からそこを目指すことが結局自由への近道でもある。
そんな理念で人生をより面白くする無料メルマガコミュニティ「School Of Free Life」を運営しています。
まず初めとしてPC一台で一生食うに困らない力=経済的自由力をつけるべく10万字(本一冊)程度の講座を共有中。
死ぬ前に後悔しない人生を創ることへのきっかけになれば幸いです。

School of Free Life

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です